サンプルコードを用いて主要な機能の使い方を説明しましたが、RING_DEVには紹介しきれなかった複数の機能があります。これらも含めて、以下に各機能を紹介していきましょう。詳細はAPI仕様書をご参照ください。

01. ブラインド/ノンブラインド-デコンボリューション機能
RING/Discoveryのデコンボリューションを実行できます。

02. フィルタ生成元の係数取得機能
フィルタ生成に必要な生成元の係数を取得できます。

03. フィルタ生成機能
Discovery/RINGのフィルタを生成します。

04. フィルタイメージ取得機能
生成したフィルタのスペクトルイメージ/実イメージを取得できます。

05. PSFイメージ取得機能
ブラインドで計算されたPSFのイメージを取得できます。

06. 高速フィルタリング機能
外部フィルタにも使える高速フィルタリング処理が利用できます。

07. ROIのクロップ機能
RINGに最適なサイズのROIをクロップできます。

08. 平坦化処理機能
局所平坦化を含め、全7種類のアルゴリズムを実行できます。

09. カラーマッピング機能
平坦化機能と同じ閾値設定法を実装しており、全7種類のアルゴリズムを実行できます。

10. アンシャープマスク機能
非線形処理を含む、全4種類のアルゴリズムを実行できます。

11. 画素補間機能
バイリニア・バイキュービック・ランチョス補間の計3種類の補間方法が利用できます。

12. ノイズ除去機能
ブラーフィルタによるノイズ除去が利用できます。

13. グレースケール変換機能
RGB画像をグレースケールに変換できます。

14. クリップ機能
任意の上限値で画像全体の画素値を一括クリップできます。

良く知られた汎用的な処理も含まれていますが、独自にソースコードを書いていますので、高速性能は保証できます。リプレイス用にも検討しては如何でしょうか。(written by J.Nishigata)

製品17- RING_DEV の使い方～機能リスト