保存する前に再度 QUALITY と REDUCTION は確認してください。特に REDUCTION が DISABLE の状態だとアーチファクトとノイズが大きく画質を悪化させます。おすすめは、ENABLE(LOW) の設定です。

さて、画像保存時に選択できる項目はフォーマットと補間処理です。

フォーマットは用途に応じて選べばよいと思いますが、TIFF 若しくは PNG 形式がおすすめでしょう。ここでの TIFF は無圧縮として出力されるのではなく LZW 圧縮が掛かるので若干の節約にはなります。逆に、BMP や JPEG はおすすめしません。BMP は容量の節約という意味で効率が悪く、JPEG は不可逆ですので敬遠されます。アーカイブ用途であれば JPEG でも良いですが。

補間処理は掛けて保存することをおすすめします。リニア補間の場合はグリッド感が出てしまうので、キュービック補間に設定してください。何倍くらいの比率で補間するかは容量とトレードオフになりますが、問題なければ 4倍以上に設定すると良いと思います。(written by J.Nishigata)

製品8- RING APP の使い方～画像の保存